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リハビリテーションについて
リハビリテーションとは、病気や怪我などにより体の動きが悪くなり日常生活に支障をきたした人が、再び日常生活に復帰できるように手助けすることです。骨折や関節の病気、強い痛みなどで体を動かせない人、神経の障害で麻痺がある人などが対象になります。
リハビリテーションの方法には、動きにくくなった部分を自分で動かしたり、人の手で動かしたりする「運動療法」、患部を暖める「温熱療法」、電気刺激を与える「低周波療法」、頸や腰を引っ張って整える「牽引療法」などの理学療法(PT)や、日常生活の訓練をする作業療法(OT)、発音、発声やのみ込みが不自由になった人の機能改善を図る言語聴覚療法(ST)などがあります。
また、当クリニックでは、サポーターやコルセットなどで患部を安定させ痛みを和らげる装具の作製や怪我などで失われた手足の代わりになる義肢の作製、痛みを和らげる「薬物療法」など、さまざまな治療法を組み合わせて、日常生活への復帰をサポートします。
ロコモティブシンドロームについて
ロコモティブシンドロームとは脚を中心とした運動器の障害のことです。
私たちの体を動かすのに必要な、筋肉・骨・軟骨・椎間板などの運動に関わる体のパーツを総称して運動器(うんどうき)と呼びます。運動器が衰え、「立つ」、「歩く」などの能力が低下してしまう状態が「ロコモティブシンドローム=ロコモ」です。この状態が進行すると日常生活に支障をきたし、進行すれば寝たきりの原因となり得ます。
一度衰えた運動能力を再び取り戻すのは大変なことです。いつまでも自分の足で歩き続けていくためには、「ロコモ」を予防することが重要です。
こんな症状が思い当たることがありませんか?
- 片足立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまずく
- 階段を上がるときに手すりが必要
- 1回の青信号で横断歩道を渡りきれない
- 15分ぐらい続けて歩けない
- 牛乳パック2本ぐらいの少し重い買い物をすると持ち帰るのが大変
- 掃除機を使ったり布団を上げ下ろしするのが大変
一つでも当てはまればロコモの可能性があります。お気軽にご相談ください。